『のんびりエキタグ旅』は全国各地の鉄道駅をエキタグとともに1日1駅ずつを目標に紹介していくブログです。
Vol.280を迎えた今回は茨城県笠間市にある「JR水戸線」の駅、【笠間駅】を紹介します。
当駅は1889年開業。この寺社風の木造駅舎は1913年改築のもので、笠間稲荷の拝殿の色をイメージして改装されているそうです。
なお、かつては当駅の前から「笠間人車軌道」が営業していましたが、1930年には姿を消しています。
当駅のホーム上には多くのアート作品が存在します。
駅前にアートがある駅は多くありますが、ホーム上に作品が設置されている例はJR東日本ではかなり珍しいように思います。
(左側)『フラワーベース』《秋田寛》氏・(右側)『石石ひびきあい』《中西元男》氏
陶芸のまちのイメージが強い笠間ですが、当駅の隣のVol.213【稲田駅】でも使われている稲田石を使用したアートが当駅周辺に点在しています。
【笠間駅】の駅名標には笠間焼のイラストとともに、名産の栗や石燈籠などがあしらわれています。
駅前のイラストマップには特産品やおもな観光施設のリストが掲載されています。
「笠間日動美術館」や「笠間芸術の森公園」など見どころは盛りだくさん。
駅前ロータリーには多くの作品群とともに、観光案内所や案内板などが設置されています。
「笠間市民憲章」の表示板も笠間市の花や木、鳥などが紹介されているなど、観光駅としての性格を強く意識した内容になっています。
ロータリーの作品群は非常に多く、またタイトルも不明なものがある中、こちらは『双』という題がはっきりと視認できた地元のライオンズクラブ設置の御影石の作品。
なお、付近で採掘される御影石「稲田石」は非常に堅牢で、【東京駅】や最高裁判所など歴史的な価値のある建造物に多く採用されています。
タクシー乗り場付近にあるこちらのオブジェはタイトル不明ながら存在感を示す一作。
また、駅前の歩道には笠間焼の陶板や地元産の稲田石が敷かれているなど、徹底して笠間に所縁のあるもので構成されています。
当駅の2・3番線ホームにも実は作品があり、こちらは『あこがれの表彰台』。
《浅葉克己》 氏によるもので、作品越しにホームから見る当駅の駅舎は唯一無二の景色といえます。
跨線橋の裏にひっそりとたたずむのは、1番線でも設置されていた《秋田寛》氏による『フラワーベース』。
ただし2・3番線側にあるのは1番線のものよりもかなり大きな作品で、様々なアーティストによる作品群が堪能できる当駅はちょっとした美術館のようなロケーション。
【笠間駅】データ
◆JR水戸線
設置場所:改札外(待合室内)
対応時間:始発~終電
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