『のんびりエキタグ旅』は全国各地の鉄道駅をエキタグとともに1日1駅ずつを目標に紹介していくブログです。
今回は兵庫県神戸市中央区にある「神戸市営地下鉄西神・山手線」の駅、【県庁前駅】を紹介します。
当駅は【新神戸駅】~【大倉山駅】の間が開業した1985年に営業開始。
開始当時は【山手(県庁前)駅】という名称でしたが、1993年に現在の駅名に改称。
なお、同じ駅名の【県庁前駅】は他にも多数あり、千葉市・広島市・那覇市のほか、路面電車の停留場を含めると富山市・高知市・松山市に【県庁前】を名乗る駅が存在します。
当駅周辺には多数のアート作品・記念碑などがあり、みどころが多いのですが、全部は紹介しきれないため一部を抜粋。
東出口1付近のブロンズ像タイトルは『飛躍』。県立明石高校の美術部生徒による作品で、著名な彫刻家でない方による駅付近の設置はかなりレアな逸品です。
西出口2付近にあるのは、《河合隆三》氏による「石の親子」。
周囲の色とりどりの花壇とあいまって、柔らかな表情が和む母子をテーマにした作品。
この周辺の「県民オアシス」一帯には他にも多数のアート作品があり、アート散歩をしてみるのも楽しいと思います。
駅南側、東出口2付近から見える洋風建築は「兵庫県公館」。
1902年の建築で、当初はこちらが兵庫県の本庁舎でした。
神戸大空襲で全焼し、外壁のみが残る形になりましたが、2003年に国の登録有形文化財に指定されています。
この兵庫県公館の中にも多数のアート作品が展示されています。
写真のものは《岡本参千峰》氏による『人・鳥・雲』。1987年制作。
タイトルの通り、モチーフをわかりやすい形でアウトプットした造形作品。
公館の南側庭園にある兵庫県出身の彫刻家《牛尾敬三》氏の『オウシ・ゾウケイ ランダム』。作者本人の名前をアナグラムで遊び心たっぷりに命名したと思われるタイトルも楽しげ。
素材は白御影石とのことで、2010年制作。
公館の正式な玄関は南側にあり、当駅からは回り込む形になりますが、公館の開放日は庭園を通りぬけてたどり着くことができます。
壮麗なルネサンス建築の精髄ともいえる立ち姿で、設計は明治を代表する建築家《山口半六》氏によるもの。
「県庁前」ということで、兵庫県庁の中にあるオブジェも紹介しておきます。
西出口1の1号館前階段を上り、芝生広場を抜けたところに設置されているのは長崎の平和公園の像でも知られる《北村西望》によるブロンズ像『若き日の織田信長』。
同じ型の鋳造作品は岐阜市の岐阜公園入口にも存在しているとのこと。
【県庁前駅】データ
◆神戸市営地下鉄西神・山手線
設置場所:きっぷうりば付近
対応時間:始発~終電
■ -エキタグ公式-全国デジタル駅スタンプ図鑑 (ORANGE PAGE MOOK)
エキタグの図鑑が発売中








