『のんびりエキタグ旅』は全国各地の鉄道駅をエキタグとともに1日1駅ずつを目標に紹介していくブログです。
Vol.250を迎えた今回は岩手県遠野市にある「JR釜石線」の駅、【遠野駅】を紹介します。
当駅は1914年に釜石線の前身、岩手軽便鉄道の開業と同時に運用開始。
駅舎は1950年築で、従来よりも硬質のコンクリートで作られており、2002年には東北の駅百選に選定されています。
釜石線の全駅には、エスペラント語による愛称が設定されており、当駅は「民話」という意味の「フォルクローロ」。
なお、当駅の駅舎2階には2015年までJR東日本ホテルズの「フォルクローロ遠野」という宿泊施設が入居していました。
駅のロータリーの東側には、「天空へのみち(ジャックと豆のつる)」というブロンズ作品があります。
イギリスの童話「ジャックと豆の木」が題材となっていて、作者は《中野滋》氏。
その横には当地の説話集「遠野物語」を題材にしたアートがあります。
作品名は「河童(それぞれの楽しみ)」。作者は《池田宗弘》氏で、池のほとりにたたずむ河童たちは冬にはマフラーを巻いていたりと、季節ごとに様々な装いを見せてくれるようです。
当地を代表する著名な作品「遠野物語」を著した《柳田国男》氏の文学碑は、河童たちが佇む池の横に設置されています。
なお、駅舎は70年以上の時を経て傷んだ箇所があるため、JR側は解体の意向を示しているようですが、地元からは長年親しまれた遠野の象徴をなんとか残したいという活動もあるようです。
駅から南方向へ500mほどの通りは「民話の道」として銅像や陶板などの作品が点在していますが、2021年には建築家《安藤忠雄》氏によるプロジェクト「こども本の森」の新たな拠点として遠野市が選定され、民話の道からほど近くのスペースに開館しました。
■ こども本の森 遠野 (公式サイト)
駅前には観光交流センター「旅の蔵遠野」があり、お土産品や観光案内所などがあり、レンタサイクルなども利用できます。
木造の瀟洒な外観は周囲の風景と相まって遠野らしい雰囲気をまとっています。
エキタグのスタンプの絵柄はもちろんのこと、郵便ポストをはじめ、交番や町の街灯などあらゆる場所に河童が出没します。
思いがけない場所でさまざまな河童たちの生態を感じることができるのも【遠野駅】周辺の魅力でもあり、他の街にはないこうした特徴というのもまた駅巡りの楽しさではないでしょうか。
【遠野駅】データ
◆JR釜石線
設置場所:待合室内券売機付近
対応時間:始発~終電
■ -エキタグ公式-全国デジタル駅スタンプ図鑑 (ORANGE PAGE MOOK)
エキタグの図鑑が発売中








